【マンションフルリノベ経験者が語る!!】持ち家リノベの利点・順序はこれ

住まいの画像

40代・2児の母でございます。今回は、実際に持ち家マンションをフルリノベしてみて、良かった点や大変だった点について書いてみました。今、ワンストップリノベーションと言って、中古マンションの物件探しからリノベーションまでをリノベ会社が対応してくれるものがありますが、我が家の場合、自宅をそのままリノべしました。

我が家がこの自宅リノベを決意したきっかけですが、子供が小学校に上がる前のタイミングで、今後の子供の勉強環境を考え始め、少しずつ今のお家の間取りと、理想の間取りにギャップが生じてきたことでした。他のマンションや戸建てへの引越しも考えましたが、今のお家は駅近で都内へのアクセスも良く、場所としての不満は一切なく、むしろ、子供の友達関係も構築されていたので、この場所は変えたくないねという結論になりました。

我が家が実際に相談会に足を運んだのは1社で、「リノベる。」でした。他にも、サイトの方で見積もり依頼をしたりはしていましたが、なかなか忙しい中、説明会に行く時間を複数は取れないので、今回は「リノベる。」さんの相談会やその後の対応についてレビューしてみます。リノベを悩んでいるあなたの役に立てれば幸いです^^

持ち家リノベーションの利点

ズバリ良い点は、気に入っている自宅を改造できるから場所を移動しなくて良いという点です。子供の学区も変わりません。もちろん住民票も移動する必要がありません。もろもろ登録している住所変更も不要(物によっては一時的に変更必要)です。仮住まい期間が数ヶ月なので、面倒な対応はしなくて大丈夫。ということです。何より、そこの場所が気に入っている場合は、移動しなくて良いので、そこがベストですね!また、トータルの予算もリノベ費用だけなので、抑えることができます。もちろん、持ち家を売却してそちらのお金で中古リノベマンションを買うという方法もありますが、リノベ費用だけだととてもシンプルです。
逆に大変な点としては、引越し作業が2回発生することです。すべての荷物を箱詰めしたり、エアコン設置業者を探したり、本当にやることが様々なので、大変ですよね。でもせっかくのリノベで心機一転ですから、持ち物を見直す良いきっかけにもなりますので、この機会にしっかり整理しましょう!

講座や相談会、まず何から参加したら良い?

リノべるさんのサイトを見ると、個別相談会前のリノベに関する基礎知識の講座もあったり、イベントや見学会も用意されています。まずは個人としても知識をつけておくことに越したことはありませんので、講座参加や見学会参加からスタートも良いですね!まずは気になるものを、サイトから予約して足を運んでみましょう。きっとあなたもこのサイトを見ているなら、何かリノベーションをしたいきっかけがあったはず。お家を買うことやリノベーションやリフォームは本当に大きなお買い物ですので、せっかく思い立ったならば、まずは第一歩として何か行動を起こしてみるのが良いでしょう。

相談会は、実際のリノベ後のお家を再現したショールームにて、マンツーマンでとても丁寧に対応してくださいました。今の生活における悩み相談や、リノベの魅力・疑問点も色々聞くことができたので、とっても良かったです。

相談会に行くときに必要なものはこれ

よし個別相談会にいざ行こう!となった時、向こう側の意向にも流されないように、自分自身のこうしたい!というものはきちんと持っておくべきことと、準備できそうであれば、大方用意しておいた方が良いものがあります。

①リノベのきっかけ(理想の家はどういうものか)→これはまず必ず最初にヒアリングされる内容ですが、家族のリノベコンセプトをきちんと持っておくことです。それによって間取りが変わってくるので、一番重要です!やりたいことや理想をまずバーっと書き出して、優先順位をつけていくのが良いですね。

②予算や支払方法(予算はざっくりとどのくらいで決めているか。またキャッシュで払うのか、ローンを組むのか)→予算は正直、やりたいことを全て盛り込むと、どんどん膨らみます。実際支払いができる予算には上限があるはずなので、家族できちんと話し合い、予算上限を決めてきちんとおきましょう!また、ローンの場合、持ち家だと中古購入のリノベと違って、住宅ローンが組めず、リフォームローンとなり、借入限度額が小さかったり、返済期間が短く、金利が上がるので、確認が必要です。

③今のお家の間取り(構造が何かなどもプロに見てもらうと分かります。構造によってはリノベが思うように叶わないケースあり)→購入時の間取りコピーなどがあればベストです。

④スケジュール感(いつ完成しておきたいのかによって開始時期を逆算する必要があるため)

実際のリノべスケジュールはどんな感じ?

担当者より、まずは現地確認とライフプラン確認がありました。その後、担当者から間取り提案(3案くらい)がされて、大きな方向性を決めていきます。我が家は早くからプランニングを始めていたので、余裕を持って決めていけましたが、完成時期に決まりがある場合は、プラン自体をすぐ決定する必要が出てくるので、スケジュール確認をきちんとしておきましょう。ざっくりとした間取りの意思決定ができた段階で、専門のデザイナーに引き継ぎがされ、実際細かい打ち合わせが始まるのは施工の1ヶ月前くらい。全5回程度と凝縮して進められていきますが、その間、ショールームに足を運んだりして、キッチンやお風呂、トイレ、洗面所、ドア、フローリング材、天井、壁の色、壁のタイル等も決めたりとやることは盛り沢山です。色々と悩みながらも、自分自身の好みで選んで決められるのは、とてもワクワクして楽しいですよ!

プランニング(数週間) →

打合せ・設計(1ヶ月程) →

施工(1.5〜2ヶ月程)

また連絡方法は、専用アプリでのやり取りでした。そこでチャットですぐ確認したいことが確認できるのでとても便利でした。また写真でイメージの共有もできて見返すこともできたので、良かったです。

持ち家リノベの仮住まいへの引越し大作戦

前述のとおり、持ち家でフルリノベの場合、一番大変なのは、引越しを2回行うということです。持ち家→仮住まいへ。仮住まい→持ち家へ。2回目はまだ慣れたもんですが、1回目は住んでいる年数にもよりますが、かなり大変です。1回目である程度不要なものを減らしておくのが良いですね!仮住まいでは、ミニマリストになったつもりで、できるだけ少ない荷物で生活しましょう。また、一時的に荷物を預かってもらえるサービスがあり、我が家はこちらを活用しました↓





段ボールに詰めて、集荷に来てもらうだけなので、とっても楽ちんです。

またマンションリノベの場合は、ベランダの改造はないので、場合によってはベランダに少し荷物を置いておいてもらえる場合があります。施工担当者に確認しましょう。ただ、施工時に使用する機材なども置いたりするので、置けるスペースは限られているのと、廃材などが出たりするので、粉塵などが被らないように、また雨水避けのためにも、ビニールシートなどで覆っておくことをお勧めします。また段ボールは虫も寄ってきたり、水にも弱いので、プラケースなどにしっかりしまってから、ビニールシートを被せるのがベストです。

実際の引越しですが、まず引越し業者さんの選定ですよね。これはしっかり相見積もりを取りましょう!それにより、かなり価格交渉ができます。また、往復で見積もりを取ることでさらに安くできますので、そこも交渉しましょう。3月などの繁忙期は価格が高くなりやすいので、そこを避けられると◎です。

トラブルとならないように確認会できちんと確認しよう!

さあ、仮住まいへの引越しお疲れ様でした!ここからは、お家が日に日に出来上がっていくのをじっくり待ち、楽しんでいきましょう。ただ、見積もりの最終金額と、途中の確認会は、合意した内容がきちんと反映されているか細かくチェックすることが重要です。そこで少しでも違った内容になっていたら、指摘を入れるべきです。そうしないと、最終的に修正不可となってしまう可能性もあります。図面上での間取りと実際の間取りはまた違う風に感じるものですので、初見で感じたことをきちんと担当者に共有しましょう。

”思ったよりもここが狭く感じた”とか”ドアの向きに違和感がある”など、場合によっては修正することができますので、思ったことは施工途中でどんどん伝えるべきです。見積もりに影響しそうな場合も(金額追加なのか、折半なのか等)きちんと確認しましょう。

我が家も一箇所、最終仕上がりの段階でデザインに相違があり、最終的には交渉をして修正をしていただくことになりました。きちんと責任持って対応いただけたので良かったのですが、やはりこういったことがあると、何となくモヤモヤとしてしまうので、途中での気づきはしっかり伝えるべきですね。

いかがでしたでしょうか^^持ち家リノベーションは、中古リノベーションよりは件数自体は少ないかと思いますが、気に入ってる我が家をより快適にするために、リノベして末長く過ごせたらベストですよね!是非、そんな悩みをお持ちのあなたの参考になれば幸いです。

ABOUT US
marikoデザイナー
RIntoki design まりこです。現在、小学生の2児の子育てをしながら、フリーでデザイナーをしております。以前は会社員をしておりましたが、子供との時間を大切にしたいという思いから、退職を決めフリーランスへ転向。学んできたデザインのことや、子育て・暮らし・自分磨きなど、生活をより豊かに楽しく送れるようなライフハックな情報をお届けしております♩